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2018年06月

美しい人<お客様のエピソード>

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サロンにお電話がありました。「カタログを送ってほしい」

住所を伺うと、電車で30分ほどの街にある病院なので、「カタログだけじゃなく、ドレスを何枚か持っていきます。」というと、指定されたのが緩和ケア病棟でした。

癌で余命宣告をされて、すでに積極的な治療をせずに穏やかに過ごされているとの事。

ガラガラと大きなスーツケースと共に伺いました。

 

私と同世代の女性で、病院で出会わなければご病気とわからない状態の美しい方でした。

病棟の看護師さんも集まって、「私が着せるって、取り合いになるね。素敵なお支度が出来ますね」と、フランクに明るく話しています。

 

私が次々に広げるドレスを撫でながら、「主人と息子だけだから、きっとこんなことは思いつかないの。最期に綺麗なドレスを着て、病気でやつれて逝ったのじゃなくて、きれいな人だったねと、思ってほしい。」と、ドレスを選ばれました。

「光の庭」のドレスのことをどのように知ったのか伺うと、手帳に挟まった新聞の切り抜きを見せてくれました。

新聞の切り抜きは結構たくさんあり、かねてから情報を集め、ドレス以外にも準備をされているそうです。

 残していく家族を想って準備されている「身じまい」の事を、ゆっくりと話してくださいます。

 イロイロな事を乗り越えてのことだとは思いますが、美しい方だと思いました。

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ご本人様から許可を得て掲載させていただいたエピソードです。

 

 

 

 

自然の素材で自然に還る蝋燭「セレクトショップをはじめました」

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和ろうそくの原料は すべて自然由来です。

 

日本の材料を使い、すべて手作業で慈しまれて作られた和ろうそく。

大切な人におくるなら、人のぬくもりが感じられるものがいいと思うのです。

 

高澤ろうそくの「等伯」は 福岡県筑後で採れた櫨(はぜ)から作られています。

ウルシ科の櫨は、日本固有の植物で、櫨の実から採れるロウはジャパンワックスと呼ばれています。

沖縄から九州に渡り 品種改良されましたが、年々撮れる量も減ってきています。

 

櫨の採取から、ロウを取り、和ろうそくをつくる、すべての作業がひとつひとつ職人の手作業です。

この和ろうそくは 次の世代の為に作られた、「灯すためのろうそく」

和紙とイ草から作る芯は、しっかりとロウを吸い上げ、大きく揺らぐ炎をつくります。

 

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「等伯」は、七尾が生んだ安土桃山時代の画家 長谷川等伯の名前です。

狩野派と並び 2大流派となった長谷川派の長として活躍しました。

千利休と交流があり、たくさんの水墨画を描いています。七尾の海岸沿いの松林を描いたと言われれる国宝「松林図屏風」もその一つです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

美しい造形の和ろうそく「セレクトショップを始めました」

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「和ろうそく」って、どんなろうそく?

 

この問いかけに 頭に浮かぶイメージは、時代劇の中のロウソクのイメージ。

お座敷の中のすくっと伸びた肩くらいの高さの燭台に、ドスンとした太いロウソクが燃えている。

もしくは、手に燭台を持ち、シンプルなロウソクが燃えていて、真っ暗な廊下を歩いているイメージ。

 

いずれも、生活の中の照明としての 働くロウソクですね。

 

そして電気が照明として使われるようになり、安価な石油が原料の洋ロウソクが主流になります。

和ろうそくは 仏壇や神社仏閣に寄り添い、花の代わりに絵を描いたロウソクなどが生まれていました。

 

そして今、ロウソクの大きな役目に「癒し」があります。

 

和ろうそくの力強い炎の揺らめきには、焚き火や暖炉の炎が持つ、大きな癒しの効果があります。

それは、ゆらゆら揺れる炎に宿る癒しの効果、1/fゆらぎです。

洋ロウソクの炎より、大きく力強く揺らめく和ろうそくは、より、「炎の癒し効果」が高まります。

 

和ろうそくを 美しい造形でつくりあげた 高澤ロウソクの「ななお」シリーズ。

現代の生活の中で、すてきなインテリアとしても、存在します。

大きく揺らぐ炎と造形の美しさから、海外でも人気の「ななお」シリーズです。

 

お別れの会のおくり物や、返礼品。

また、訃報が届いた時のお気持ちとしてお送りいただけます。

 

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エピローグサロン「光の庭」通信販売 ろうそく

/shop/products/list.php?category_id=55

 

和ろうそく詰め合わせ「セレクトショップをはじめました」

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エピローグサロン「光の庭」の通信販売では、ドレスのほかに、「光の庭」がセレクトしたお品物を販売いたします。

 

まずは 第一弾。「和ろうそく」

 

明治25年創業の 高澤ろうそくは 石川県七尾市にございます。

この高澤ろうそくの作り出す「和ろうそく」は、伝統の技術と現在のデザイン力が作り出す、新しいキャンドルです。

 

 

今回、ご紹介するのは、「菜の花ろうそく」

菜の花の菜種油から つくりあげた和ろうそくです。

 

菜の花畑にわたる風や、ぽかぽかの春の日差し、蜜を求める蜂や蝶の訪れを感じる柔らかな黄色のロウソク。2018620204111.jpg

 

ロウソクたてと、ロウソク消しをセットにしたので、すぐにお使いいただけます。

和ろうそくの瞬くような炎は、優しく心をほぐしてくれます。

 

お別れの会のおくり物や、返礼品。

また、訃報が届いた時のお気持ちとしてお送りいただけます。

 

エピローグサロン「光の庭」通信販売 ろうそく

/shop/products/list.php?category_id=53