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ドレスへの想い

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死装束のエピローグドレスを作ることをきめた二つの出会い
<大好きな友人のご主人が、棺の中で着ていた野球チームのユニフォーム>

主宰の杉下がウエディングドレスを作った ご夫婦のご主人が若くして急逝したとき、
駆けつけた通夜の棺の中で彼が着ていたのが、応援していたプロ野球チームのユニフォームでした。
それを見た瞬間、ふっと心が温まり、彼がいかにみんなに愛されていたか、プロ野球の応援に燃え、
精力的に仕事をこなし、友人と遊び、人生を謳歌していたことが私の中に溢れてきました。

そして、ご葬儀では彼が亡くなった悲しみの嘆きより、彼がとても野球観戦が大好きだった事や仕事に打ち込んでいた事、

たくさんの友達が彼との幸せな時間を語りだしたのです。

このことは、長く衣装の仕事をしている杉下に、「衣装の力」を改めて信じさせ、そして、
その人を表す死装束へのデザインを求めさせました。

<ニューヨーク・ハーレムのゴスペルミサでのハグ>

ドレスを求めている人に、どうやって届けるのかをずっと考えていた杉下は、
その時NYの教会でゴスペルのミサに参加していました。
前の席に座っていた 正装でエレガントな高齢の婦人にふわっとハグをされ
God Bless you.」とささやかれた瞬間、
あふれる幸福に包まれ、とても感動しました。 異国の旅行者に愛があふれるハグ。

想いを直接受け取る場所が必要だと思いました。10年前はインターネットの環境もまだ未熟でした。
帰りの飛行機の中で杉下は、直接会ってドレスを作れるサロンを作ることを決めていました。

主宰・杉下由美が経験したこれらのことが、「光の庭」の根底にあります。

衣装とは、人となりを表すもの。
だからこそ、人生の集大成にふさわしい衣装があっても良いはず。
最期の時こそ、その人の“自分らしさ”を持っていただきたいと考えます。
ハグのような優しい、光りあふれるサロン「光の庭」。

人生を讃えるハレの衣装をご用意するお手伝いをさせていただきます。

 

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人の一生は、一冊の小説にすることができると、誰かが云いました。

子供の頃の思い出。友人との大切な時間。
パートナーとの出会い。
宝物のような子どもたちとの時間。敬愛するお母様との会話。
この世で出会えたたくさんの奇跡。そして・・・伝えたい想い。

言葉と言葉の間にある想い、そのストーリーをドレスに。
あなたが紡いできたひとつひとつの時間を、丁寧に、丁寧に、美しいドレスに仕立てていきます。

最期のお見送りの時間に、物語と想いが溢れるような衣装をご提供しております。

 

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 「人は、誰でも精いっぱい素敵に生きています。」

凛とした佇まいを持つフォーマルドレスは、人生のエピローグに相応しい“人生を讃えるハレの衣装”
人生の身仕舞いにふさわしい、あなたのための珠玉の一着です。尊厳あるお見送りを実現いたします。

また、伝統的なお着物をお召しになっていても、光の庭の帽子やお顔のベールをお使いになれます。

装束が間に合わないお見送りも、美しいオーバーベールをお身体にかけるだけでも気品のあるドレスの代わりになります。

愛する家族のために、愛する友人のためにたくさん伝えたいことをドレスに託します。

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寝姿が一番美しく映えるドレス。これが、「光の庭」が作り出すエピローグドレス。

最期の時に美しく見えるドレスでありたいと試行錯誤を繰り返して作り上げました。
立っているときに美しいドレスと、寝姿が美しいドレスは型紙から全く変わってきます。
杉下の40年を超えるデザイナーとしてのキャリアが、この美しいドレスを作り上げています。

 

杉下 由美 経歴

杉下 由美


エピローグサロン「光の庭」主宰

10年前から「人生を讃えるハレの衣装」という死装束を作りたいと思い、エピローグドレス「光の庭」をデザイン、製作。
ドレス以外にも、ウエディングドレスの様に美しいベールや、ペットの葬送品など、うっとりするほど美しい葬送の品をプロデュース。
その試みは、テレビ、新聞、雑誌などでも多く取材されています。

ファッションデザイナー歴は40年以上。
20代はアパレルメーカーデザイナー、30代にフリーランスの衣装デザイナーとして活動。
そして、有限会社ワイツープランニングを設立して、オーダーコスチュームの専門デザイナーとして活躍。
モーターショウなどのコンパニオンコスチュームや、ショウルームレディのユニフォームなど、一流企業の戦略的な衣装関係を数多く手掛けています。

2013年6月 横浜に、オーダーをメインにしたエンディングドレスのエピローグサロン「光の庭」を開設。
2015年6月 即日発送のご要望に応え、既製品のドレスを作り始める。

現在もコスチュームデザインとエンディングドレス製作の二つの世界で精力的にデザイン活動をしています。
 

<光の庭への想いを綴っています>

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