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2016年09月

エピローグサロンをつくる その2

光の庭 代表 杉下です。
 
 
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<人生の最終章は希望がたくさん溢れているのよ>

エピローグドレスをオーダーして頂くためのサロンですが、ドレスだけではなく、

様々な試みもしていきたいと考えていました。

 

最初はドレスを用意するのと同時に、お別れに際して必要なモノをリストアップしていきます。

 

・ドレスと共に装花やアクセサリーも選んでいきたい。

 

・晴れやかに笑っている写真を遺影として用意したい。

 

・私の葬儀に来てくれた人に、あなたと知り合えてどれだけ幸せだったかを

ありがとうと伝えたい。


 

それを映像で流したい。

 

・納骨のあと、あらためて、親しかった友人に届くようにお礼状を送りたい。

 

・私が亡くなったときに残された人がいろいろと困らないようにエンディングノートを

記入しておきたい。

 

 

サロンのオープンを決めたときは、このように、ドレスを着用する場面で必要なモノを

考えていました。


 

写真や映像は、今まで一緒にやってきたプロのカメラマンやヘアメイクにお願いできますし、

お礼状のセッティングなどにもいろんなアイデアがあります。

それで、美しいエピローグを考えていけると思っていたのです。

ウエディングドレスを選ぶサロンと、それを演出をするところと

あまりかわらない感覚だったのです。

 

私のつくるドレスは個人のお客様が対象なので、情報は一般の人の雑誌やテレビなどで

伝えたいと思っていました。

その上でお客様と直接お話をして、ドレスを製作して納めます。

 

でも実際はこのドレスを着用するときに圧倒的にお世話になるのが、葬儀社です。

 

亡くなる前にあらかじめ死装束を用意する事は、実際はほとんどありません。

亡くなったあとにご遺族が葬儀社の用意してくれたカタログから、

棺桶や骨壺と一緒に選びます。

もしかしたら、その他一式でセットになっていて、実際に

死装束を選ぶこともないかもしれません。


 

または、お手持ちの衣類の中から着せてあげたい服を選ぶこともあるでしょう。

 

実際はどのようにすすんでいるのか、葬儀社に頼んでしばらく研修をさせてもらおうかと

悩んでいたところ、葬儀業界の研修がありました。


 

「葬儀の事前相談」に関するセミナーです。

 

葬儀のプロの人が受ける研修です。

 

私のドレスも事前に用意するモノですから、そこに何らかのヒントがあると感じました。

 

 

セミナーを受けて思ったことは、葬儀社自体がまだ事前相談に慣れていないので、

お客様にもセットプランを提案する消極的な言葉しか言えないのです。


 

それなら、生きている本人がプランを選ぶのか、

亡くなったあとに遺族が選ぶのかだけの違いです。

 

また、葬儀をお願いする方も知識が少ないので、「このあたりの無難なもので」とか、

「恥ずかしくないようにこのあたりのプランで」と、大半の人が選んでいるのでしょう。

 

自分らしい葬儀をしたい。

埋葬も夢があって・・・・と思っていても、情報が無 く、判断することも出来ない状況で、

どのように葬儀社に伝えればいいのか、困っているのでしょう。

もしくは、本人は周りに言うだけ言って亡くなってしまう ので、

ご遺族がバタバタと時間のない中、要望に添う葬儀を試みるのでしょう。


 

どうすれば前もって本人が葬儀や埋葬の準備をすることが出来るのでしょうか。

 

ドレスとは離れていきましたが、新たな課題に出会うことになりました。

 

私は以前、友人の石材店が展開する手元供養のプロデュースを手伝っていまし た。

 

そして埋葬に関して樹木葬や海洋葬、宇宙に葬るなど、本やインターネットで調べ、

展示会にも行き、明らかに今までの日本と葬儀や埋葬の意識が

変わって きていることを感じていました。


しかし、その情報を集めることがとても大変でした。

私は仕事なので日中の大半を使って本を読み、ネットで調べ、

地方に出張に行くことが出来ます。


 

ですから、普通の生活の中で情報を集めることが、どれだけ大変な事かわかります。

まして、パソコンを使わず、本や雑誌、新聞や広告に頼っていては

見つけることも並大抵ではありません。

 

葬儀や埋葬なども含めた自分のエピローグ(最終章)を考えていったときに、

実は誰でも最期のドレスだけを考えている訳ではありませんでした。


 

エピローグドレスを前もって用意するほど意識の高い人は、

すべてのことに関して、準備をしていくでしょう。

そして、その情報はなかなか見つけるのが難しいのです。


 

それなら、このサロンに情報を集めて、いろいろと選んで考えられるようにしたいと決めました。

 

いよいよ「エピローグサロン光の庭」の、構想がまとまってきました。

 

<エピローグサロンをつくる その3>につづく

 

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heartエピローグサロンをつくる その3

 

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関内の風景 三浦選手を惜しむ

光の庭 スタッフです。

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今、関内駅周辺では地下鉄はもちろんのこと、いたるところが三浦選手の引退を惜しむ空気でいっぱいです。

きっとお気づきの方も多いと思います。

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駅からサロンまではベイスターズ通りを歩いています。

ここも全ての旗が三浦選手の背番号にちなんで「18」に変わっていました。

とても愛されていた選手だけにやはり寂しいですね。

 

 

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エピローグサロンをつくる その1

光の庭 代表 杉下です。

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<エピローグドレスを探している人に どうすればお届け出来るのでしょうか。>

 

「エピローグドレス」という死装束を製作していくことを決めてからも、

ドレスを探している人に
どのようにしてお届けできるのだろうか。

 

そのことをずっと考えていました。

 

私がつくりたいのは、「自分のため、家族のため、愛する人のためのエピローグドレス」です。

 

実際に手にとって見て欲しい。

出来れば最大限のご要望を聞いて、私がその想いを叶えるドレスを
デザインしてあげたい。

 

そう思っても、私のしているコスチューム製作は会社が相手の仕事ですので、

私のアトリエには
とくに打合せスペースも無く、個人のお客様とゆっくりお話も出来ません。

 

セミオーダーや既製品だけでネット販売も考えてみますが、

ホントに欲しいモノをお届けできるのか、不安でした。


 

ネット店舗にドレスだけあっても、見たこともないジャンルのドレスを安心して購入出来るとは
 

どうしても思えないのです。

 

「エピローグドレス」の構想が出来てから1年後の11月にニューヨークに行く事になりました。

 

美術館と本場のゴスペルを体験するためです。

 

ニューヨークはひとり旅で、初めての土地でしたが、たくさんの人の笑顔と相手を思う

 

やさしい気持ちに触れて、幸せに過ごしていました。

 

そして、日曜日の朝、ハーレムの教会のミサへ行き、ホントのゴスペルを体験します。

 

その教会では観光客も積極的に迎え入れてくれて、クワイアと一緒に歌います。

 

そして、歌の間にはクワイアのリーダーが語ります。

 

「となりの人とハグをして下さい。貴女は一人ではなくて、神と隣人と共に生きています」 

 

ミサのためにエレガントな帽子をかぶりドレスアップした高齢のアフリカ系米国人が、

 

私をふわりと抱きしめてくれます。

 

「God bless you」、耳元でささやいてくれました。

 

とても嬉しく、幸せな瞬間でした。何の縁もない外国人観光客の幸せを願ってくれるのです。

 

手が触れて、声が直接耳に響きます。

香水の香りも一緒に私を包みます。


 

このあと、日本に帰るまで、ずっと私は考えていました。

この時の幸せな気持ちはなんだったのだろうと。


 

この経験は私の中に大きな流れを作ったように思います。

引っ込み思案な状態で、
誰かに届けたいモノを作る事なんて出来ないのです。

 

私が一歩踏み出して、ドレスを創りたい人に近づかなくちゃいけないんです。

 

 一生懸命考えた結果は、やはり対面してちゃんとお話をして、

ご要望を受け止めていきたいということでした。

 

ドレスをお客様と一緒に創るために、「サロンをつくろう」と、決めました。 

 

たくさんのご要望を聞き、一緒にデザインを考え、レースや生地を選び、

ドレスを形にしていくには、ゆっくりと落ち着いて話が出来るスペースが必要なのだから、

そのようなサロンを作ればいいと
気がついたのです。


 

そして、光が溢れるような空間で、完全予約制のゆっくりと話が出来る場所を探そうと

ネットでいろいろ検索を始めました。


 

一軒家や最上階のルーフバルコニーがあるマンション、横浜ならではの洋館。

 

夢はいろいろと膨らみます。

 

でも、意外に光溢れる空間は難しくなかなかありません。

 

「夏頃までに見つければいいかしら。」と、日常の仕事にかまけて

あまり熱心ではない探し方でしたが、何回検索しても必ず登場する物件がありました。


 

公園に面した室内に螺旋階段のあるマンションです。

見せてもらったら、条件にぴったり。

 

まだ、新年を迎えたばかりで、ちょっと予定より早い気がしましたがここに決めました。

 

横浜の中心にある緑溢れる公園に面した場所です。

大きく開いた窓から光が降りてきます。


 

気持ちいい空間に出会えました。

 

日常のコスチューム製作の仕事の合間に、サロンオープンの準備を進めていきます。

 

ここに来たいと思っている人がドレスに何を求めているのか、

エピローグに向けて何を思っているのかを考え、調べ、

いろいろとお話を聞いていきました。


 

そして、もう一つの事に思い至るのです。

 

「エピローグサロン」にしようと。

 

<エピローグサロンをつくる その2>へ続く

 

 

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heartエピローグサロンをつくる その3

 

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シンプルな作りも!アーティフィシャルフラワーのラリエット

光の庭事務局です。

 

こちらは昨日、ご紹介したピンクの色違い。

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ですが、ちょっとだけデザインが違います。

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こちらにはタッセルがついていないので、華やかですがシンプルな感じになります。

 

もちろん一流のフラワーアーティストとのコラボ。

他にはないデザインと完成度なのです。

 

生花ではない分、遺影にかけていただくなどの使い方も出来ます。

 

弔電の代わりに、こんなオシャレなラリエットを贈るのも素敵ですね。

 

 

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可愛いアーティフィシャルフラワーのラリエット

光の庭事務局です。

 

こちらはオープンタイプのネックレスのようなラリエットと呼ばれるもの。

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最期の時、お顔周りを明るくしてくれたり、お手元に持たせたりと用途は

いろいろございます。

 

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人気ある商品の一つです。

フラワーアーティストとのコラボレーションなので、その高い技術力があるから出来る

気品ある装花です。

 

 

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手に取って実物を見てほしいエピローグドレスの美しさ

光の庭 事務局です。

 

ここのところ、ご縁をいただいてカルチャーBONSさんのイベントに
 

参加させていただいております。

 

9月19日は小田原でのイベントでした。

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エピローグドレスがどんなものなのか、他にはどんなアイテムがあるのか、

そして第一にはとても美しい商品を直接見ていただきたいという思いがあります。

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この薔薇の棺掛けもひとつひとつの薔薇が立ち上がっていて、とても素敵なんです。

 

是非、機会がありましたら実物を見にいらっしゃってくださいませ。

 

横浜のサロンにもお気軽にお出かけください。

 

<光の庭>

横浜市中区相生町1-17-1

パークビュー横浜503号

045-228-9226

 

 

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東京ゲームショーのコスチューム

光の庭スタッフです。

 

先日の納品は、東京ゲームショー。

物販コーナーに出展する中国の企業のコスチュームでした。

 

光の庭の母体”ワイツープランニング”はユニフォームなどのデザインから縫製までのお仕事もあるのです。

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現地でのフィッティングの結果、クライアントからOKが出たため、修正無しでした。

持ち込んだ裁縫道具は出番無しでしたが、良かった良かった。


しかし、夕方この状態でしたのでディスプレイに間に合うのかな?と心配でした。

4日間で30万人弱の人出だったようですね。

みなさん、お疲れ様でした。

 

 

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エピローグドレスとセットの帽子

光の庭事務局です。

 

今日の画像はドレスとセットのお帽子です。

 

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女性は髪の毛が命。

でも艶々な黒髪をずっと維持することはとても困難です。

そこをカバーしてくれる美しいお帽子。

 

ドレスとお揃いでより一層、美しく華やかに。

 

 

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エピローグドレス オパールの気品ある艶感

光の庭事務局です。

 

陽の光が当たるとキラキラと光ってとても綺麗なドレス「オパール」。

 

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中央に配置されたモチーフとパールが美しい。

 

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布地のキラキラ感が伝わるでしょうか。

 

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高級感があり、気品漂う一着です。
 
 
 
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エピローグドレス アメジストの華やかなディティール

光の庭事務局です。

 

コチラはエピローグドレス「アメジスト」に散りばめられている小花たち。

 

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袖口にも付いていて可愛らしいタイプのお洋服が好きな方にはピッタリ。

 

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