楽袖ブラウスです。
リウマチの母が自分で脱ぎ着出来るブラウスが 市販のものでは難しく、イロイロと試行錯誤をして、2年の歳月をかけて作りました。
製作の過程でわかったのは、ちょっと身体が大変な人の「洋服」の選択肢は 機能性が優先しスポーツウェアのようなものが当たり前になっていることです。
機能性を追い求めると、美しい洋服が置き去りになる事が良くあります。
このブラウスを製作するときに、まずは、「美しいブラウス」であることが重要でした。洋服として、とても大切なことです。
身体のどこかがちょっと不自由でも、オフィスに仕事にも行きますし、友人とレストランにも行きます。
当たり前の日常生活があるのです。
なので、ササッと着られる美しいブラウス。
それだけで世界ががらりと変わります。
このブラウスの一番の特徴は、大きなアームホールです。腕がするりと通せます。前向きにしか腕が伸ばせなくても着られます。
ドルマンスリーブという名前の袖で、繰り返しファッションの流行に登場するエレガントな袖です。
このゆったりした大きなアームホールは、よく伸びるセーターを着るときのように、肘がするりと通り 手がスッと袖に入ります。
そして、肩からの傾斜が絶妙に美しいシルエットラインを作る型紙は、サンプルを何回も作って最適な角度を見つけました。
この美しい背中は 痩せている人もぽっちゃりしている人も同じです。
モチロン、この上から普通のカーディガンも着られますし、スーツのジャケットも着用できます。
楽袖ブラウス 通信販売
http://rakusode.fashionstore.jp/