主宰の杉下です。
通信販売のお店を作ってから考えていたことに、「お急ぎの方にもその方の物語のあるドレスをお届けしたい。」という事です。
「あなたの物語を聞かせてください」という言葉から始まる貴女だけのオーダードレスをお作りするところから始まった
エピローグドレス「光の庭」。
本来なら、お話を伺ってからお作りするオーダードレスを、前もって3セットだけ お作りしました。
エピローグドレス「光の庭」限定ドレス <花の日>です。限定3着のお作りです。
このドレスは、毎日 お花と一緒に人生を楽しんでいた方に着ていただきたいと思い、デザインしました。
朝起きたら、花に水をまき、小鳥の声を聴き、家に風を通し、気持ちいい空間を作っていた人。
笑顔とお花が一緒に思い浮かべられる人に着ていただきたいドレスです。
実はお花が大好きな人が身近にいました。
同居していた義母は、家の道路に面した小さな空間に棚を作り、たくさんの鉢植えを置いて花を楽しんでいました。
春はチューリップ、夏は朝顔、インパチェス、秋からはパンジーを植えて、毎日お水をあげ、花のことをよく話していました。
彼女が入院したのは真夏で、気が付くと家の鉢植えは水やりを忘れた私のせいで、すっかり萎れていました。
それから毎日、花に水をあげ、義母が退院するのを待ちましたが、それは叶わなかったのです。
花が好きな義母を思い、骨壺は花の描かれたものを選び、納骨までの毎日はたくさんの花で祭壇を飾りました。
このドレスは、義母との8年間の生活を思い出して、「花の日」をデザインしたのです。
花が好きだった笑顔の美しい、芯の強い、家族を愛した素晴らしい人でした。もちろん生前はいろいろとケンカもしましたけどね。
アメリカ系アメリカン(インディアン)には、「幸せを運ぶ鳥」と言われているハミングバードをあしらったポーチ。
この中には、大好きなお孫ちゃんからのメッセージをはじめ、お義母さんの大切な家族からのカードをいっぱい入れて
一緒に棺に入れたことでしょう。
お義父さんに会いに行くのに、綺麗に化粧をして、着られなかったウェディングドレスの代わりに、綺麗なお顔のベールもかけてあげたでしょう。
花を愛した人に着ていただきたいと思うドレスです。
女性の肌を美しく見せるコーラルピンクと、花のプリントを配色しました。
ドレス、ポーチ、布ブーツの3点セットです。
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お顔のベール 真珠の海
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