• スタッフブログ
  • インスタグラム
  • フェイスブック
  • 事業者様専用

映画「ブランク13」がきっかけで思う事

2018224164435.jpg

週末に情報番組で紹介されていた「ブランク13」

 

私はまだ観ていません。

今は公開に合わせて いろんな媒体で宣伝をしているので、皆さんも何となく興味を持っているのでは?

私は情報番組で紹介されていたのを観て 興味を持ちました。

映画のほとんどは「葬式」のシーンだそうです。

そこで13年前に出て行った父の人生が、参列者から次々に語られていき、知らなかった父の人生に出会う。

そこまで理解しました。どんな映画なんだろう・・・・

 

私は19歳の時に父を亡くしました。

父は50歳で急逝したので、働き盛りの男の人らしく、たくさんの関係者の方に参列してくださいました。

会社関係、父の学生時代の友人、手伝っていたボーイスカウト関係の人など、私たち家族が日常に出会っていない父の姿が葬式の間中、イロイロの人から語られました。

家族に見せている姿は ほんの片鱗。

もともとファザコンだった私は、皆さんの口から語られる魅力的な父が素敵すぎて、今でもずっとファザコンです。

 

近年、どんどん簡素化される葬儀の事を聞きますが、どんな方法でもいいので「故人の事をたくさんたくさん 話してほしい」と思っています。

出来れば、たくさんの人が一つの場所に集まって話してほしい。

亡くなったのがお祖父ちゃんだったら、孫や曾孫が聞いています。

日頃ニコニコしてオヤツを買ってくれるだけのお祖父ちゃんが とても仕事で苦労して頑張った事や、昔は頑固でみんなが困ったけど家族をすごく愛していたからだった事、

自転車で富士山を登った人とか、イロイロと知って、その子達の大きな人生の糧になったりします。

 

「故人の事を沢山話す機会」が、葬儀の一番の目的であってほしいです。